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WordPressでは、テーマやプラグイン独自のオプション情報を保存するサイトオプションに関する機能があります。
サイトオプションでは、好きなオプション名を定義して、テキストやカラーコード、イメージURLといった色々な情報をオプション情報として保存できるため、これらのオプションをうまく活用することで、幅広いカスタマイズが可能となります。

 

ここでは、サイトオプションの定義・保存・活用の3ステップについて見ていきましょう。

 

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サイトオプションの定義

サイトオプションは、以下の形式で定義されます。

 

基本のサイトオプション定義構文

 

また、サイトオプションを定義しただけでは、静的な値の保存しかできません。

 

ただの静的な値を保存するだけであれば、phpの変数で十分です。
サイトオプションでは、管理画面の入力値を任意の名前のオプション情報に反映させ、テンプレート内でその値を使ってこそ、活用の意義があるというものです。
それを実現するためには、管理画面上でサイトオプションの値の入力欄を設ける必要があります。

 

まずは、function.phpにサイトオプション定義用ページをWordPress管理画面に表示する定義を行います。

 

function.phpに追記するプログラムサンプル

 

次に、function.phpで「// サイトオプションを定義しているファイルの読み込み」として定義したファイル(上のサンプルの場合はsite_settings.php)の記述を行なって活きます。

 

サイトオプションの定義例(site_settings.php)

 

サイトオプションを入力するHTMLフォーム(site_settings.php)

 

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サイトオプションの保存

上で紹介している「定義」だけでは、入力画面からオプション値を入力はできても、保存ができません。
以下のプログラムを追記して、フォーム送信時に入力されたオプション値を保存しましょう。

 

サイトオプションの保存記述例(site_settings.php)

 

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出力

保存されたオプション値をテンプレート上で読み込む時は、「get_option」関数を使います。
引数としてオプション名を引き渡すと、戻り値としてデータベースに保存されたオプション値を返します。

 

サイトオプション値を表示するサンプル

 

 

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