
WordPressサイトを自由にカスタマイズする際、WordPressの重要な構造に触れる部分を間違えると画面が真っ白になったり、エラーが表示されてログインできなくなったりします。
ちょうど、このような感じの画面ですね。
慣れている方なら、冷静にエラーの内容を読んだりもできるのですが、多くの方は「えっ!なんか変なのになった!どうしよう!!」とパニックに陥ってしまいます。
確かに早く復元したほうが良い状況ではありますが、そこまで焦る必要はありません。
このページで紹介している方法を事前に行っておけば、誰でも1分以内に復元可能です。
そんな、エラー時にも対応ができるような安全な編集方法をご紹介していきます。
目次
テキストツールを開く
まずは、テキストを入力するためのツールを開きます。
Windowsをお使いの方であればWordやメモ帳、Macをお使いの方であればpagesやテキストエディットといったツールですね。
テキストが入力できるツールであれば何でもいいので、ここで紹介していないものでも構いません。
今から編集するページをコピーしてバックアップしておく
今から編集するページのプログラムをコピーしてテキストツールに貼り付けておきましょう。
こうしておくことによって、何かあった時はテキストツールにコピーしておいたプログラムを編集ページに貼り付け直すだけで元の状態に戻すことができます。
プログラムは以下のような手順でコピーしておきます。
投稿記事・固定ページの場合
投稿記事・固定ページの場合は、カスタマイズに失敗したとしても、上で紹介したような真っ白エラーメッセージのような現象は起きません。
ただし、レイアウトが崩れます。
崩れたレイアウトを元に戻すのは大変なことなので、編集前にはバックアップを取っておくと安心でしょう。
多くの方は、Wordpressの編集で「ビジュアル」タブを使われていることでしょう。
しかし、このビジュアルタブの内容をコピーしても意味がありません。
以下の手順で、「テキスト」タブの内容をコピーする必要があるのです。
まずは、「テキスト」タブをクリックしましょう。
すると、このようなテキストで表示されます。
しかし、この状態でコピーしても意味がありませんので、面倒でも以下の手順に進んでください。
編集ページを再読み込みします。
すると、このようなプログラム混じりのテキストで表示されますので、これをコピーしてテキストツールに貼り付けます。
テーマのテンプレートの場合
テーマのテンプレートは、PHPと呼ばれるもので書かれています。
このPHPは、1文字間違えただけで上で紹介したような真っ白エラーページになる可能性がありますので、しっかりとバックアップを取ることが早期復元のために重要です。
編集する
すでに、正常表示時のプログラムはテキストツール上にバックアップされている状態ですので、自由に編集してください。
エラー時:コピーしておいた内容を貼り付ける
自由に編集後にページを更新してエラーが発生する場合、今回のカスタマイズで記述に誤りがあります。
誤りがすぐに見つかる場合にはそのまま修正してしまえば良いですが、誤りを見つけることが難しい時は、編集ページのプログラムを全部削除してテキストツールに保存しておいたバックアップをコピーペーストすることで、バックアップを取った時点の正常表示に戻すことができます。
エラーなし:コピーしておいた内容を削除する
自由に編集後にページを更新してもエラーが発生しない場合は、もうバックアップは要らないものになりますので、削除してしまってください。