
カスタムメニューやカスタムフィールドとして、メディアアップローダーを利用したい時、アップローダーの機能を一から作るのではなく、WordPressの標準機能のメディアアップローダーを使うことができます。
目次
WordPressのメディアアップローダーとは
WordPressのメディアアップローダーは、画像をドロップするだけでサーバーの「uploads」ディレクトリへ画像をアップロードすることができます。
また、アップロードされた画像は、登録日時や画像の名前、サイズ変更が簡単にできたり、添付メディア専用の表示ページが自動で作られます。
ドロップ1つでここまでのことを自動でやってくれるので、非常に使い勝手が良い便利なツールです。
メディアアップローダー設定用サイトオプションを用意する
メディアアップローダーの機能を追加する前に、まずはメディアアップローダーで選択した画像情報を保存するための変数を作っておく必要があります。
情報を保存する変数は、WordPressのサイトオプションという機能を使います。
以下の例では「image_url」という変数名のサイトオプションを定義しています。
サイトオプションを用意するプログラム
メディアアップローダーのカスタムフィールドを用意する
管理画面上で、メディアアップローダーを表示するためのカスタムフィールドを定義します。
先ほど定義したサイトオプションの値を入力欄に反映されるように記述します。
カスタムフィールドの定義
メディアアップローダーの機能を追加する
先ほど追加したカスタムフィールドのaタグをクリックした時にメディアアップローダーを表示するスクリプトプログラムと、WordPressのメディアアップローダーを使用するためのPHP記述を行なっていきます。
リンククリックでメディアアップローダーを表示するためのスクリプト
WordPressメディアアップローダーを使用するためのPHP