
WEB改善を行う際、「読者が記事のどの部分まで読んでいるか」を知るためには、スクロール量を測定することが有効です。
今回はjQueryスクロール量取得用プラグイン導入済みサイトを対象に、Googleアナリティクスからページのスクロール量を確認する方法を紹介します。
jQueryスクロール量取得用プラグインの導入方法は、以下のページを参考にしてください。
目次
Googleアナリティクスから確認できる項目
スクロール量(Pixcel)
各ページのスクロール量をPixcel単位で取得した値です。
細かな分析を行う際に、どの行で離脱されているのかが明確になるため利用します。
スクロール量(Percentage)
各ページのスクロール量を一定のパーセンテージ刻みで振り分けた値です。
大まかに読者がどの辺で離脱しやすい傾向にあるのかがわかります。
デフォルトのjQueryプラグインでは、25%刻みのパーセンテージ表示となります。
10%刻みのパーセンテージにカスタマイズする方法は、以下のページを参考にしてください。
Googleアナリティクスからの確認手順
サイト全体の数値の確認
左メニューから「行動」→「イベント」→「概要」を選択します。
イベントアクションを選択します。
※パーセンテージを知りたいときは「Percentage」、ピクセルを知りたい時は「Pixcel Depth」を選択しましょう。
リアルタイム(直近30分)の数値の確認
左メニューから「リアルタイム」→「イベント」を選択します。
表の上にある「イベント(直近の30分)」を選択します。
表の中からスクロール量が知りたいページのURLを選択します。
※パーセンテージを知りたいときはイベントアクションが「Percentage」、ピクセルを知りたい時はイベントアクションが「Pixcel Depth」となっているURLをクリックすることで表示されます。
指定期間での数値の確認
左メニューから「行動」→「イベント」→「上位のイベント」を選択します。
ページ右上で集計期間を指定します。
スクロール量を知りたいページURLをクリックし、イベントアクションを選択します。
※パーセンテージを知りたいときは「Percentage」、ピクセルを知りたい時は「Pixcel Depth」を選択します。
モバイル版とPC・タブレット版で切り分けた数値の確認
グラフ上にある「セグメント」をクリックして「タブレットとPCのトラフィック」と「モバイルトラフィック」にチェックを入れて「適用」ボタンをクリックします。