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WordPressでは、ブログにアイキャッチ画像をつけることができます。

 

アイキャッチ画像は、画像を使ったブログ一覧を作ることでサイトデザインの幅が広がったり、記事に画像を表示することでメリハリのあるサイトを実現することができます。

 

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アイキャッチ画像を設定することによるメリット

サイト内の巡回率がアップする

アイキャッチ画像をうまく活用したサイトデザインにすることにより、特定のキーワードからサイトを訪れた人が、他のブログ記事にも興味を持って続けて閲覧する確率(巡回率)がアップします。

 

特に、ブログの記事下に「関連する記事はこちら」といった風に関連記事一覧を表示する際、テキストタイトルだけの場合は流し読みでスルーされがちなリンクでも、画像付きの一覧にすることによって、閲覧者の目に止まりページ遷移が起きやすくなる傾向にあります。

 

もちろん、閲覧者の興味を引くようなコンテンツが無い場合はアイキャッチ画像があっても巡回率は上がらないのですが、優良コンテンツがある場合は、「コンテンツへの興味」+「アイキャッチ画像の視覚的効果」で巡回率がどんどん上がっていきます。

 

SNSからの流入率がアップする

FacebookやTwitterといったSNSでサイトの更新情報を発信する際にも、アイキャッチ画像とブログ記事タイトルをセットで表示します。

 

これによって、視覚的に興味を引いてサイトに訪問してもらえる効果があります。

 

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アイキャッチ画像を設定することによるデメリット

アイキャッチ画像の設定漏れでデザインが崩れることがある

通常、既存のテンプレートをそのまま使っている場合には大丈夫なのですが、独自のカスタマイズを行なっている方は、「アイキャッチ画像が設定されていない場合の例外表示」ができていない場合があります。その場合、アイキャッチの設定漏れで、ブログ一覧のデザインが崩れてしまいます。

 

以下の記事を参考に、例外表示用プログラムを追記しておきましょう。

WordPressでアイキャッチ画像が未設定の場合は別の画像を設定する方法

 

記事と無関係な画像の設定は離脱率を上げる原因になる

離脱率」という言葉が見慣れない方のために補足しておくと、離脱率とは、最初にサイト内のあるページを訪れた人が、次にサイト内の別の画面(トップページや他の記事ページ、問い合わせページなど)に移動するのではなくサイトを去ってしまう割合を示しています。

 

要するに、あなたのページを見た人が、他のページに興味を示さず帰ってしまう割合ということです。

 

離脱率を上げる原因は大きく分けて3つあります。
3つの原因についての詳しい内容は以下の記事で紹介していますのでここでは省略しますが、原因の1つとして「訪問前に抱いた期待に対して記事の内容が見合わなかった場合」に離脱率が上がってしまいます。

WEBサイトの直帰率・離脱率を上げてしまう3つの原因と対応策

 

ユーザーは視覚的に目に止まった紹介リンクを見て「こういった内容・雰囲気の記事なら興味があるな」と思ってサイトを訪問するわけですから、アイキャッチ画像が記事の内容とかけ離れたものであった場合、最初に抱いた期待に対して記事の内容が「期待はずれ」と判断されてしまう危険があるのです。

 

もっとわかりやすく例えてみると、仕事終わりにSNSを見ている人が軽い読み味の面白い記事が読みたいなと思っていたところに「○○するためには○○がオススメな理由」というポップで明るい画像が目に飛び込んできたとしましょう。

 

なんとなく、明るい雰囲気からテンポよく読めそうでタイトルの内容にも興味があるので、サイトを見てみようという気になります。

 

しかし、実際に訪れたサイトの内容がガチガチの理論展開を繰り広げている記事だったとすれば、見た人は「イメージと違った」「読む気にならない」「さっさと別のサイトを探そう」と去ってしまうのです。

 

しかも、一度去ってしまったユーザーには「あのサイトは自分が求めたものと違う」という意識が刷り込まれてしまうため、再訪問の可能性を引き下げる要因にもなってしまうのです。

 

そうならないためにも、記事の内容や雰囲気に応じた画像を設定するようにしましょう。

 

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アイキャッチ画像を設定する際に押さえておきたいポイント

画像と記事の関連性を考える

デメリットの部分でも紹介したように、記事の内容や雰囲気に応じた画像を設定することが重要です。

 

画像選びで押さえておきたいポイントは、「相手の興味を引く」画像を選ぶということです。

 

画像だけで興味をひくのではなく、タイトルと画像の組み合わせで「もっと詳しく知りたい」と思うような画像を選び、それが記事の内容とマッチしていることが理想的です。

 

また、目を引く画像であればあるほど良いので、写真はコントラストが鮮やかでピンボケしていないものを選びましょう。
旅行の記事であるならば、その旅行で一番感動した風景の写真、料理の記事であるならば、ちょっと凝った盛り付けをした写真、ノウハウ記事であるならば、取り上げているテーマに基づく写真を設定します。

 

人の表情やしぐさが明確な写真も効果的です。喜び、怒り、驚き、拒絶といったあらゆる感情が表現でき、それを使うことで共感を呼ぶことができます。

 

画像は横長の長方形を選択する

アイキャッチ画像に設定するのは、なるべく横長の画像にしましょう。

 

横長の画像を使った方が良い理由は、スマートフォンでの見え方にあります。
基本的に、レスポンシブ対応でアイキャッチ画像のデザインを整える時は、横幅をブラウザサイズいっぱいにして、縦幅を拡大・縮小します。そのため、縦長の画像を使った場合は、スマートフォン画面いっぱいに写真が表示されてしまうので、スクロールしないと記事本文が目に入らないのです。

 

 

理想としては、スマートフォンの画像サイズは画面サイズの三分の一〜二分の一程度を占めるサイズが、記事の内容と画像の両方が一度に目に入ってバランスが良いでしょう。
そして、それを可能にするのが、横長長方形の画像なのです。

 

画像サイズを圧縮する

アイキャッチ画像を設定する際には、画像のファイルサイズを圧縮しておきましょう。

 

次々と高画質カメラで撮った写真を設定していると、サイトがどんどん重たくなってしまいます。

 

画像の圧縮方法につきましては、以下の記事を参考にしてみてください。

WEBサイトで使う画像のファイルサイズを圧縮する方法

 

 

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